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暮らしの点検|北海道の冬が来る前に。秋のうちに見ておきたい家のこと
朝晩の空気が冷たくなり、雪虫がふわふわ飛び始めると、
「そろそろストーブを出そうかな?」
「いや、まだいけるかも」
そんなやり取りが聞こえてくる時期になります。
北海道の冬支度は毎年のこと。
ただ、衣替えやタイヤ交換と同じように、家にも冬が来る前に見ておきたいところがあります。
・雪が積もってからでは見えなくなる場所
・寒くなってから不具合に気づくと困る設備
・冬になると、工事そのものが難しくなる場所
壊れているところを探すというよりも、根雪になる前に、家のまわりを一度見てみる。
今回は「暮らしの点検」秋編として、本格的な冬を迎える前に確認しておきたいことを、一緒に見ていきたいと思います。
まずは外へ。雪に隠れる前に見ておきたい場所
屋根には雪が積もり、地面も外構も雪の下へ。
秋には見えていたものが、数カ月のあいだ確認しづらくなることもあります。
だからこそ、まず見ておきたいのが"家の外側"です。
外壁をぐるっと見て、ひび割れや浮き、剥がれや目地の切れなど、以前と違うところがないか確認する。
屋根も地上から見える範囲で、板金が浮いていないか、いつもと違うところはないかをチェックしてみてください。
建物の不具合は、ある日突然起きたように見えても、実はそれまでに少しずつ進んでいた傷みが関係していることも少なくありません。
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もちろん、ご自身で屋根に上がる必要はありません。
屋根や高い位置の雨どいは、無理に確認したり、ご自身で登って作業したりせず、地上から見える範囲で十分です。
「去年もこんな感じだったっけ?」
そう思うところがひとつでもあれば、それが点検のきっかけです。
落ち葉の季節だから、水の通り道もチェック
秋になると増えるのが、落ち葉。
家のまわりを掃除するときに、一緒に見ていただきたいのが雨どいや排水まわりです。
・落ち葉やゴミが溜まっていないか
・水が流れにくくなっているところはないか
・外にある排水口のまわりがふさがれていないか
冬になれば、今度は雨ではなく雪や雪解け水と付き合うことになります。
雪が降り出す前に、雨どいや排水口など、水の通り道をふさがない状態にしておくことも、秋のうちにできる冬支度のひとつです。
久しぶりに使うストーブは、我慢比べが終わってから
そして、北海道の冬に欠かせないのが暖房ですが、道民は意外と粘ります。
「灯油代も電気代もかかるし」
「まだ厚着でしのげるから」
___そう言いながら、初雪の声を聞いてもなかなかストーブに火を入れない、というのはよく聞く話です。
だからこそ気をつけたいのが、いざつけてみたときの不調です。
しばらく使っていなかったストーブを、冷え込んだ日に久しぶりにつけてみたら、なかなか点かない。いつもと音が違う。それでは困ってしまいます。
本格的に寒くなる前に、一度動かしてみる。
あわせて、次のようなところも確認しておきましょう。
・正常に運転できるかどうか
・いつもと違う音やにおいはないか
・エラー表示などが出ていないか
・給排気口のまわりにものが置かれていないか
まだ厚着で乗り切れる秋だからこそ、慌てず確認できます。
ボイラーや水まわりも、凍る前に
もうひとつ、寒くなる前に気にかけておきたいのが水まわりです。
北海道では、気温が下がると水道管の凍結にも注意が必要になります。
・屋外の水栓
・散水用のホース
・普段あまり使わない水まわり(離れや物置の蛇口など)
など。
冬のあいだ使わない屋外水栓などは、水抜きが必要なものがにないかも確認しておきましょう。
設備によって方法が異なるため、分からない場合は無理に操作せずご相談ください。
給湯や暖房に使っているボイラーも、冬になれば使用する機会が増えます。
「最近、調子が悪い気がする」
「うなるような音がする」
「そろそろ古くなってきた」
そんな気になることがあれば、本格的に使い始める前に様子を見ておくと安心です。
異常な音やにおい、エラー表示などがある場合は、そのまま使い続けず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。
窓の近くに立つと、なんとなく寒い?
冬になってから気づきやすいのが、窓まわりの底冷え。
ただ、確認するなら秋のうちでもできます。
窓を開け閉めしてみて、以前より閉まりにくい、鍵をかけても少しガタつく、ゴムの部分が傷んでいる、といった変化がないか見てみましょう。
玄関ドアも同じです。
毎日使っていると気づきにくいものですが、開け閉めするときの引っかかりや、以前とは違うすき間。
そうした小さな変化が、すき間風や窓まわりの冷えにつながっていることがあります。
冬になってから「寒い」と気づく前に、秋は家のなかから冬支度をする時期でもあります。
雪が降ったあとの動きも、今のうちに考えておくこと
家そのものだけではありません。
冬になる前に、一度玄関から外を見てみてください。
雪が積もったら、どこを歩くか。どこに雪を寄せるか。除雪道具はどこから出すか。
毎年流れでやっている除雪ですが、冬になると家のまわりの使い方そのものが変わります。
・スコップやスノーダンプは使える状態か
・去年壊れたものを、そのままにしていないか
・玄関から道路までの動線に邪魔になるものはないか
雪を寄せる場所も、隣の敷地や道路をふさがない場所かどうか、給排気口や設備まわりをふさがない場所かどうか、あわせて考えておくと安心です。
何も積もっていない秋の方が、家のまわり全体を見ながら考えることができます。
全部を「直すところ」にしなくて大丈夫です
ここまでいろいろな場所をご紹介しましたが、すべてを細かく点検して不具合を探してください、というお話ではありません。
・家のまわりを一周してみる
・ストーブを一度動かしてみる
・窓を開け閉めしてみる
・除雪道具を確認してみる
まずは、そのくらいで十分です。
そこで、「これ去年もこうだったかな?」「直した方がいいのかな?」と気になることがあれば、そのときに相談してみる。
北海道では、冬になると雪の下に隠れてしまう場所があります。
また、安全面や施工条件から、すぐには工事ができなくなることもあります。
だから秋の点検は、「悪いところを見つけるため」ではなく、冬を迎える前に今の家の状態を知っておくための時間として考えていただけたらと思います。
まとめ|今年の冬支度のひとつに「家を見る」を加えてみる
タイヤを替える。
冬ものを出す。
除雪道具を準備する。
北海道の秋には、毎年いろいろな冬支度があります。
今年はそこに、もうひとつ。
「家を一度、ぐるっと見てみる」を加えてみてはいかがでしょうか?
・屋根や外壁
・雨どいや排水まわり
・ストーブやボイラー
・水まわり
・窓や玄関
・そして、これから始まる除雪の準備
何もなければ、それで大丈夫です。
「これは冬になる前に見てもらった方がいい?」と迷うところがあれば、写真を送っていただくだけでも構いません。
「少し気になる」という段階からでも、お気軽にご相談ください。
冬本番になってから困るより前に、一緒に確認する。
それも、私たち川端工務店が考える「暮らしの相談窓口」のひとつです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪