工務店・ハウスメーカー・建築会社って何が違うの?|相談先で迷ったときに読む話

家を建てたい、あるいは古くなった家を直したい。

そう思ったときに「どこに相談すればいいの?」と迷ってしまう方は少なくありません。

工務店やハウスメーカー、建築会社という言葉が混ざって、余計に分からなくなることも。

「一度相談したら、しつこく営業されるのでは?」と不安になる

何を基準に選べばいいのか、そもそもの判断軸が分からない

失敗したくないから、慎重になりすぎて一歩を踏み出せない

こうしたお悩みは、多くの方が抱えていると思います。

なかでも「工務店」と「建築会社」は、できることが似ているようにも見えます。

家は一生に何度もない大きな買い物です。迷って当然ですし、慎重になって当然。

この記事では、まず言葉の整理から始めて、最終的に「自分がどちらに相談すればいいか」がわかるところまで、一緒に考えていきます。


そもそも「建築会社」って?

先に結論からお伝えします。

「建築会社」は、建物を建てたり直したりする会社をまとめて指す、大きな括りの言葉です。

そのなかに、「工務店」「ハウスメーカー」「設計事務所」といったいくつかの種類があります。

イメージとしてはこんな感じ↓

つまり、「工務店と建築会社、どちらがいいですか?」という比較は、実は少しかみ合わない質問なのです。

なぜなら工務店も建築会社という括りの中の一つだから。

比較をするのであれば、「工務店とハウスメーカー、どちらが自分に合うか」という方が正確かもしれません◎

この記事でも、以降はこの2つを中心に比較していきます。

言葉の整理さえできれば、ここから先はグッとわかりやすくなります!


工務店とは?

一般的に工務店とは、地域に根ざして家づくりや改修を行う建築会社です。

規模は会社によってさまざまですが、多くは地域密着型で、自社の職人が困ったときはすぐに駆け付けられるような細かなサポートのあるところも。

工務店の特徴

決まった仕様がない(少ない)ため、間取りやデザインを柔軟に決められることが多い

担当者や職人の顔が見えやすく、相談しやすい距離感がある

地域の気候や土地の特性を理解した提案をしてもらいやすい

たとえば北海道であれば、冬の凍上(とうじょう・・・地面が凍り持ち上がる現象)によって外構が傷むことがあります。

こうした地域特有のお悩みに対して、日頃から近くで工事を行っている工務店は、経験に基づいた提案をしやすいという面があります。

また、一方で工務店の仕事は新築や住宅の改修だけとは限りません。

・壁や床、天井などの修繕

・ドアや建具の交換・調整

・ウッドデッキやフェンスなどの外構工事

・店舗や事務所の内装工事

など。

「こんな小さな工事でも工務店に頼んでいいの?」と思われるような内容でも、実は工務店の仕事だったりします。

規模が大きくないぶん、一人ひとりのお客さまとじっくり向き合える。

それが工務店の強みです。


ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは、全国規模で展開している住宅建築の会社です。

工場である程度部材を生産し、規格化された仕組みで建築を進めるのが特徴です。

ハウスメーカーの特徴

全国に拠点があり、ブランドとしての実績や知名度がある

モデルハウスで完成イメージを確認できる

部材の工場生産による品質の安定や、長期的な保証がある

たとえば「○○シリーズ」のように、あらかじめ用意されたプランを選んで、そこに希望を反映させていく進め方が一般的です。

工務店と比べると、自由設計の幅は限られる場合はありますが、その分、完成までのイメージがつきやすく、比較検討がしやすいという良さがあります。

どちらが優れている、というお話ではありません。

仕組みそのものが違うということをお伝えしたいのです。


工務店とハウスメーカー、実際にどう違う?

ここまでの特徴を踏まえて、実際に選ぶときに気になるポイントを比べてみましょう!

比較ポイント工務店ハウスメーカー
予算・コストの考え方材料や仕様を一つひとつ選びながら、予算に応じて調整しやすいプランがある程度決まっているため、総額の見通しを早い段階で立てやすい
デザインや間取りの自由度土地の形や暮らし方に合わせて、間取りを柔軟に設計しやすい規格化されたプランがベースになるため、自由度よりも安定感を重視した設計になりやすい
打ち合わせの進め方担当者と直接やり取りをしながら、じっくり時間をかけて進めることが多い。決まった流れやフォーマットがあり、スケジュールが見えやすい

どの項目も「良い・悪い」ではなく、「向き・不向き」のお話です。

ご自身がどこを大事にしたいか、でどちらが合うかが変わってきます。


どんな人に、どちらが向いている?

ここまでの違いを含めて、次は傾向として向いている人のタイプを整理してみました。

工務店が向いていそうな人ハウスメーカーが向いていそうな人
間取りや仕様に、自分なりのこだわりを反映させたい完成までのイメージを早い段階でつかみたい
担当者と顔を合わせながら、じっくり相談して進めたい決まった流れの中で、効率よく進めたい
地域の気候や土地の特性を理解した提案がほしい実績やブランドとしての安心感を重視したい

もちろん、これはあくまで傾向です。

工務店のなかにも、規格化された仕組みを持つ会社はありますし、ハウスメーカーのなかにも柔軟な対応をしてくれる会社はあります。

大事なのは「自分はどちらのタイプに近いか」を、ぼんやりとでも把握しておくことです!


まとめ|まずは相談してみること

工務店にも、ハウスメーカーにも、それぞれの良さがあります。

どちらが正解ということはありません。

ここまで読んでいただいて、「自分はこっちが合いそうだな」と少しでもイメージを持っていただけたら嬉しいです。

この記事では「家づくり」におけるお話をしましたが、"暮らし"にはさまざまなお悩みが存在します。

「玄関まわりを少し直したい」

「古くなったウッドデッキをどうにかしたい」

そんなとき、「大工さん?外構屋さん?それともリフォーム会社?工務店?」と依頼先に迷ってしまうこともあると思います。

どこに頼む工事なのかわからない。そういった段階でも、気軽に相談できる相手を見つけることから始めてみてください。

それができるのは地域の工務店の魅力でもあります。

川端工務店は「暮らしの相談窓口」です。

大きな改修工事はもちろん、

「ここだけ直したい」

「こういうことってお願いできる?」

というご相談もあります。

建物は、完成したら終わりではありません。

長く使っていくなかで傷んだり、使い勝手が変わったり、「もう少しこうだったら…」と感じることも出てきます。

そんなときに、「とりあえず川端工務店さんに聞いてみよう!」と思い出してもらえる存在でありたいと、私たちは考えています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました♪


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