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工務店とハウスメーカー新築を建てるならどちら?|比較するときの判断材料を北海道目線で
工務店とハウスメーカーの基本的な違いはわかったけど、実際どう比較すればいいのかわからない。
見積もりの比較の仕方がわからず、判断に困っている。
北海道ならではの視点も踏まえて選びたい。
この記事では、これから新築を建てようと考えているけれど、工務店にしようかハウスメーカーにしようか迷っている、そんな方に向けて書いています。
以前の記事では、「工務店」「ハウスメーカー」「建築会社」の言葉の違いや、それぞれの特徴、どんな人にどちらが向いていそうか、という基本的なところをお話しました。
「工務店・ハウスメーカー・建築会社って何が違うの?」はこちら
今回は、その基本を踏まえたうえで、実際に「比較して選ぶ」段階になったときに、意外と見落とされがちな視点にしぼってお話したいと思います。
仕様や間取りの自由度、予算の考え方といった部分は以前の記事でご紹介しましたので、今回はあえて繰り返しません。
見落とされがちな視点① 「北海道の冬」を実際に知っているかどうか
北海道で家を建てるとき、避けて通れないのが「冬」です。
たとえば、
「雪の重みで、どこに負担がかかるか」
「冬のあいだに、どこが傷みやすいか」
「雪が解けたあと、どんな不具合が出やすいか」
など。

これは、カタログや仕様書の数字だけじゃわからない部分です。
実際にその土地で、毎年冬を経験しながら建物を見てきたかどうか。
地元工務店の強みのひとつは、こうした「その土地で建物を使い続けることを、日常として知っている」ことにあります。
もちろんハウスメーカーも、北海道向けの仕様をきちんと用意している会社が大半です。
確認しておきたいのは、「その仕様が、実際にこの地域で経験に基づいているかどうか」という点です。
見落とされがちな視点② 見積もりが比較しにくいという現実
ハウスメーカーには「○○シリーズ」のように、ある程度決まったプランを用意しているところがあります。
そのため、他社との総額比較がしやすいという良さがあります。
一方、工務店には決まったプランがないぶん、見積もりの中身が会社によってかなり違うことがあります。
同じ「1,000万円」でも、含まれているものが違えば、単純に金額だけでは比較できません。
工務店に見積もりを依頼するときは、
「何にいくらかかっているのか」
「この金額に含まれていないものは何か」
を、都度確認しながら進めることをオススメします。
また、金額だけではなく、
「なぜこの方法や仕様をオススメしているのかを説明してくれるか」
「こちらの希望や暮らし方を、きちんと聞いたうえで提案しているか」
といった部分も、比較する際の判断材料にしてみてください。
見落とされがちな視点③ 担当者との相性
新築の家づくりは、打ち合わせから完成まで、数カ月から1年以上かかることも珍しくありません。
その間、何度もやり取りをすることになる担当者との相性は、想像以上に大きな要素です。
| ハウスメーカー | 工務店 | |
|---|---|---|
| 進め方 | 決まった流れやフォーマットに沿って進めてくれる安心感がある | 担当者や職人の顔が見えやすく、直接やり取りしながら進められる距離の近さがある |
| 確認しておきたい点 | 会社によっては、契約後に担当者が変わる可能性がある。事前に確認しておくと安心。 | 一度会って話してみて、「この人になら相談しやすい」と感じられるかどうかも判断材料 |
どちらも一長一短です。
契約前に一度、実際に担当してくれそうな人と話してみることをオススメします。
見落とされがちな視点④ アフターフォローや保証の内容
家は、完成した時点がゴールではありません。
そこから何年、何十年と暮らしていくなかで、ドアの建て付けが悪くなったり、設備が古くなったり、外壁や外構が傷んだり、少しずつ手を入れる場面が出てきます。
そのときに、
何かあったら、誰にどう連絡すればいいのか
保証の内容はどこまでなのか
点検は、誰がどのくらいの頻度で来てくれるのか
を、契約前にきちんと確認しておくことをオススメします。
ハウスメーカーは、保証年数やアフターサービスの仕組みが整理されていることが多く、そこが安心材料になります。
一方で、担当窓口が全国共通のコールセンターだったり、実際に来て工事をするのが提携の協力会社だったりすることもあります。
工務店の場合は、建てた会社に直接、しかも近い距離で相談できることが多く、建てたあとの相談先が近くにあるという安心感につながります。
ただし、工務店にも規模の違いがあるため、「アフターフォローの体制がどうなっているのか」は、会社によって差があります。
「建てたときの担当者に、そのあとも相談できるのか」
これは、新築を検討する段階で、聞きにくいけれど確認しておきたいポイントです。
見落とされがちな視点⑤ スケジュール・対応できる時期
地元工務店は、大手ハウスメーカーと比べて、会社の規模が小さいことがあります。
そのため、スタッフの人数や施工エリア、同時に対応できる現場の数にも違いが出てきます。
特に北海道では、雪が降る前に基礎工事や外構工事を終えたいという事情から、着工や工事の時期が春から秋に集中しやすい傾向があります。
「この時期までに着工したい」
「この季節までに完成させたい」
という希望がある場合は、早めに相談しておくと、スケジュールの調整がしやすくなります。
ハウスメーカーは、工程がある程度パターン化されているため、着工から完成までの見通しが立てやすいという良さがあります。
比較検討中によくある質問
比較している段階だからこそ、聞きにくい疑問もあると思います。
Q.ハウスメーカーと工務店、両方に相談してもいいですか?
A.もちろんです。むしろ、他社の工務店やハウスメーカーの方々もよくおっしゃるように、必ず比較をすること、その比較のためには両方のお話を聞いてみることをオススメします。
Q.工務店に相談すると、しつこく営業されませんか?
A.そういったイメージを持たれる方もいますが、まずは「話を聞いてみる」だけでも構いません。
比較検討中であることを伝えていただければ、それを前提にお話します。
まとめ|まずは、話を聞いてみることから
以前の記事でもお伝えしたことですが、ここではあえて繰り返してお伝えします。
工務店にも、ハウスメーカーにも、それぞれの良さがあります。
どちらが正解ということはありません。
大事なのは、「自分が何を大切にしたいか」から考えてみることです。
もし「新築を建てたあとの暮らし」まで含めて相談できる相手を探しているなら、私たち川端工務店にも、お気軽に声をかけていただけたらうれしいです。
比較している段階、というだけでも大丈夫です。
まずは話を聞いてみることから始めてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪